スコーンを焼きました


年齢のせいか、年々素朴なものが好きになっております。
若い時なんて、カヌレをわざわざ買う意味もわかんなかったし、スコーンは具?が混ざってないものなんて言語道断、と思っておりました。
チョコやら生クリームやら、フルーツにナッツ、たくさん入っていればそれだけでいい気がしていたのに。
今はもう、シンプルに、粉、砂糖、油脂をまとめて焼いた菓子が一番おいしい気がしております。

そういうわけで、口の中の水分を全部持っていかれるような、素朴で凶暴なスコーンが食べたいのに、最近はあんまり売ってないんですよね。
もう、自分で作るしかない、と、せっせとスコーンを焼いております。
あ、ちなみに今日作った生クリームたっぷりのスコーンは、かなりの軟弱者です。
バターは使っていないので、ふんわりそして甘めの風味でとても美味でした。
 
 
 

先月、sirocaのコンベクションオーブンが急に故障しまして。
同じやつを買おうか悩んだのですが、値段も安いし、と、アイリスオーヤマのやつを買ったのですよね。
私は全然製菓界隈に詳しくないので知らなかったのですが、どうやらこのオーブン、オーヤマくんの愛称で親しまれているらしく。
オーヤマくんを使って作るお菓子のレシピなんかがたくさん出てくるのです。
せっかくだし、オーヤマくんで色々焼いてみたいなー、なんて思っておりますよ。
 
 
 

ねこもね、いい匂いに釣られてやってきました。

私のパンとお菓子作りの先生が、去年逝去されまして。
私を育児ノイローゼから救ってくれた、暖かくて穏やかで大好きな先生でした。
うっかり共通の知人がいたりして、嬉しかったことを思い出します。
最近はコロナのせいもあってレッスンを受けられなかったけれど、イベントでたまにあったり、一方的にテレビで見たりしていたので、なんだかね。
きっと、先生のレシピはずーっと残り続けて、いろんな人をいろんなシーンでこれから先も楽しませてくれるんだろうなぁ。

またいつでも会える、と思っていたから、今の今になって急に悲しくなってきました。
時間もできたし、パン、焼いてみようかな。寂しいです、先生。
 
 
 

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